INTRODUCTIONクラフトソンについて

様々な価値観を持つ人々のアイデアと京都の工芸文化・ものづくりが融合し
画期的なサービスやプロダクトを創出していくプロジェクト。

それが「クラフト」×「ハッカソン」=「クラフトソン」です。

OUTLINE開催概要

  • 10月4日
    〜11月30日

    参加者募集

    新たな製品開発やサービス構築を目指す、多種多様な事業者(京都の工芸の職人や町工場、クリエイター等)のメンバー、もしくは社会人経験が3年以上ある方を募集します。

    ※募集期間が延長されました

    参加者募集
  • 12月 6日(火)
    1月10日(火)
    2月 7日(火)

    アイディア創出ワークショップ

    工芸・町工場の職人・作り手の方々から素材や技術等についてお話しし、ワークショップを通じてテーマ「未来社会の共奏」をベースに、素材や技術の全く新しい使い方、新しい顧客・市場、全く新しい意味などのアイデアを考えていきます。

    ※開催時間は全て17時〜20時を予定しています。

    アイディア創出ワークショップ
  • 2月16日〜19日

    モノづくり現場への訪問

    2月16日〜19日に開催される「DESIGN WEEK KYOTO 2023 in 丹波・京都・山城」の参加を通じて、地域のモノづくり現場への理解を深めていきます

    モノづくり現場への訪問
  • 3月7日(火)

    プレゼンテーション

    ワークショップ以降、メンターがアイデアのブラッシュアップを伴走支援し、プレゼンテーションを実施していただきます。

    プレゼンテーション

こんな方が挑戦しています

  • エンジニアタイプ

    技術や素材の新たな可能性を探り
    開発していくのが
    好きな人

  • アイデアマンタイプ

    アイデアを考えたり
    妄想することが
    好きな人

  • コミュニケータータイプ

    話やアイデアを聞き出すことが得意で
    チームでモノをつくるのが
    好きな人

  • クリエイタータイプ

    手を動かしたり
    何か形にすることが
    好きな人

2022年エントリーはこちら

PROGRAM開催プログラム

クラフト(工芸) ✕ ハッカソン = 「クラフトソン」

クラフトソンは、様々な価値観を持つ人々のアイデアと京都の工芸文化・ものづくりが融合し
画期的なサービスやプロダクトを開発していくプロジェクトです。

テーマTHEME

今年のテーマは「未来社会の共奏」

京都を舞台に2017年より毎年開催されているクラフトソン。 2022年のテーマは「未来社会の共奏」
今年度は工芸やものづくりが持つ「地域性」「作り手の思い」をベースに、アーティストやクリエイターが持つ「創造性」「表現力」を融合し、未来社会にふさわしいアイデアを開催地である京都の多種多様なプレイヤーのみなさんと考えていきます!

|「未来社会の共奏」とは?

未来の社会はどうなっているのでしょう?先行きが見通せないと言われる状況でも、これまでも画期的なアイデアが生まれ、社会を切り開いてきました。そんなアイデアを紐解いてみると、色んな価値観や背景を持つ人が交わる中で、小さなきっかけが生まれ、多くの人が関わることで具体的なものへと変化してきました。

歴史のある京都で生まれ、育ってきた事業者は伝統的な職人のみならず、町工場も、アーティストやクリエイターも、長い時間をかけ研ぎ澄まされた美意識と技術の粋である「工芸」の思想を持っています。これらが共に交わり、波長がぴったりと合わさって素晴らしいハーモニーを奏でる「共奏」状態になったときに、社会を画期的に動かすものとなってきたと言えます。

地域文化に根付いた工芸から未来に通じる普遍的なヒントに気づき、領域の異なる創造的なメンバーで、未来社会を切り開くアイデアを導き出し、さまざまな価値観を持つ人々との対話を通して、京都だからこそできる1000年先に繋がる社会仕組みやものづくりにおける価値の創出を考える小さな一歩が、未来社会を変える大きな一歩になると期待しています。

クラフトソン2022でできることWHAT YOU CAN DO

スケジュールの詳細は後日発表しますが、以下のような体験ができるプログラムを用意しています。

|京都の多種多様な工芸やモノづくりの世界にどっぷり浸かり、知的好奇心を引き出す

アイデアを考えるための知識として、ワークショップの中で京都の工芸、モノづくりのこれまでの歴史や取り組み・技術について情報をお知らせします。今年のクラフトソンでも工芸に関わる人とのアイデア出しや、インタビュー、実際の工房・工場等を訪問する機会などを予定しています。なかなか覗くことができなかった工芸やモノづくりの扉の先には連綿と培われてきた人の技術や知識、工夫が詰まった世界が広がっています。きっとあなたの好奇心に応えてくれる発見がたくさんあるはずです。

|多様なバックグラウンドを持つ人とのチームワークを体験し、違う価値観に出会う

今年のクラフトソンでも大切にしていることのひとつは、「思いがけない出会い」です。同じ京都でも生活をしているだけでは決して出会うことがなかった、違うバックグラウンドを持つ人や、持っている技術や知識がかぶらない人とチームを組んでいただく予定です。「アイデアの創出」という共通の目的に向かって共にワークを行う体験は、新しい価値観との出会いを意味します。時には少しだけ激しい議論をしてしまうこともあるかもしれませんが、新しいアイデアは異なる意見のぶつかり合いの中から生まれてくるもの。違いを楽しむことで、年齢も職種も超えた大切なメンバーに出会える場所になるはずです。

|新規事業の企画・立ち上げを経験し、自分の意外な一面を探る

ワークショップで生まれたアイデアを具現化し、実際に披露する場を用意していますが、それはゴールではなくスタートです。その中できっと今まで自分が体験したことのない役割を果たすことや、会得した知識や技術だけでは乗り切れない場面があると思います。「自分では人を引っ張ることが苦手だと思っていた」「アイデアを出すってこんなに楽しかったなんて!」そういった意外な自分の一面にもぜひ出会ってみてください。

プログラム詳細(予定)PROGRAM DETAILS

オリエンテーション

2022年12月初旬(予定)

オンライン(Zoom)

アーカイブも配信予定です

ワークショップ

12月6日(火)、1月10日(火)、2月8日(火) 18時〜21時(予定)

MTRL KYOTO

毎回異なる工芸や町工場の人たちを対象として取り上げ、その人たちが自社の素材や技術を紹介します。それを軸にどういったアイデア展開が可能かのアイデアを考えていきます。2月のDWK期間中に実際の現場を見て回り、アイデアをブラッシュアップ。
内容としては以下を想定しています。
1)素材・技術の既存の使い方とは全く異なる使い方や機能を考える
2)素材・技術の既存の顧客とは全く異なる顧客を開拓できるような意味・情緒などの変革を考える

モノづくり現場への訪問

2月16日〜19日

京都府南部(丹波・京都・山城地域)の各所

2月に開催されるオープンファクトリーイベント(DESIGN WEEK KYOTO2023)等に参加し、京都の工芸や町工場を始めとしたモノづくりへの理解を深める。

最終発表

2023年3月7日(火)18:00〜

調整中

クラフトソンで受けられるサポートSUPPORT YOU CAN GET

・活動費の支給(※開発活動を支援する一定金額の支給を予定しています)

・製造業/工芸分野など、アイデアの具現化に必要な事業者の紹介

・アドバイザー、メンターからのアドバイス、事業化のサポート

こんな方の挑戦をお待ちしていますFOR WHO

◯工芸職人らと一緒に新たな表現を創り出したいデザイナーやエンジニア

◯これまでにない全く新しいジャンルの商品やサービスを考え出したい方

◯自社製品や技術について、通常の用途と異なる活用方法、意味などを探したいメーカーや工芸職人

◯未来につながる新しい表現やアイデアを創り出したいプランナーやプロデューサー

募集要項APPLICATION REQUIREMENTS

 

|募集人数:各回15名

  • 1社から複数名参加も可能です(最大3名)。
  • 定員を超える場合は、運営側で事前アンケートを元に選考します。

 

|参加費:無料

  • 食事・交通・宿泊費等が発生する場合は自己負担となります。
  • ワークショップ中やワークショップ後に、事務局が提供するゲスト以外への取材やプロトタイピングに関する謝礼や製作諸経費等、活動に要する費用は自己負担(チームでの協議)となります。
  • クラフトソン2022のプログラムとしての会食等は実施しません。

 

|参加に必要な環境

  • miroやzoomを使用するために十分な通信容量のインターネット環境
    こちらからテストができます。「ビデオ会議」が快適になっているかどうかを確認してください。オンラインミーティングツールが使用できるパソコン
    ※ワーク中は基本的に10-18時の間、zoomに接続し続ける必要があります。

 

|応募時提出物

  • 志望動機(200-400字程度)
  • 職種/経歴

事前宿題HOMEWORK

クラフトソン参加にあたり、下記のWebサイトの記事を各自読んでいただくようお願いします。
いずれもワークの内容につながるテーマの記事となっております。

【音楽】
1.伝説のドラムマシンTR-808が起こした、ポップス史における8つの革命
2.メイド・イン・ジャパンは誰をエンパワーしたのか? 日本の楽器メーカーがもっと誇るべき話
3.大正琴のインドでの独自進化

【サーキュラーエコノミー】
1.From Linear to Circular
2.無駄を富に変える:サーキュラー・エコノミーで競争優位性を確立する

【「工芸」論】
1:工芸とは。ことばの意味と、歴史・現在・未来
2:「矛盾の発見」から始まる伝統産業のリデザイン
3:日本工芸産地協会

【意味のイノベーション、新しいラグジュアリー】
1:SankeiBiz _安西洋之
2:「意味のイノベーション」の権威が説く、日本への処方箋
3:新しいラグジュアリー

【ビジネスモデルのデザイン】
1.ビジネスモデル2.0
https://note.com/tck/n/n95812964bcbb

◎参考図書
合わせて参考となる図書も掲載します。
より深くテーマのことを知っておきたい方はお時間許せば、ご購入・事前インプットいただければと思います。
 
【サーキュラー エコノミー 】
1:サーキュラーエコノミー: 循環経済がビジネスを変える 
2:サーキュラー・エコノミー・ハンドブック 競争優位を実現する 
3:サーキュラーエコノミー実践: オランダに探るビジネスモデル

【「工芸」論】
1:「生活工芸」の時代
2:サヨナラ、民芸。こんにちは、民藝。
3:二十一世紀民藝

【意味のイノベーション】
1:デザインの次に来るもの
2:デザイン・ドリブン・イノベーション
3:ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION
4:新・ラグジュアリー

応募規約APPLICATION RULES

参加される際は、下記リンクの応募規約をご了承の上ご参加ください。ご応募をもって、本規約に同意したものといたします。

応募規約

FAQよくあるご質問

Q1.

ワークショップに1日しか参加できませんが、申込可能ですか?

A1.

1日ごとに完結するワークショップになっています。他の回についてもアーカイブを残しますので、ご覧いただくことが可能です。

Q2.

顔出しをしたくないです。(一般公開NG)

A2.

公開披露時は一般公開も予定しますが、事情により顔出しが難しい場合は顔出しなしでの参加で構いません。その旨事務局にご連絡ください。
ただし、ワークショップ参加中はチーム内での顔出しはお願いいたします。

Q3.

海外からの参加は可能ですか?

A3.

可能です。ただし、応募規約に準拠していること、日本語でのディスカッションになりますので、日本語でのコミュニケーションが可能な方に限ります。

Q4.

複数人での参加は可能ですか?

A4.

参加可能です。ただし、1社につき3名までであること、またグループは別になる可能性がございますので、ご了承ください。

Q5.

特にスキルがあるわけではないのですが、参加しても大丈夫でしょうか?

A5.

参加可能です。

Q6.

新規事業に詳しくないですが、参加しても大丈夫でしょうか?

A6.

参加可能です。

Q7.

工芸や音楽に詳しくないのですが、参加しても大丈夫でしょうか?

A7.

参加可能です。

Q8.

年齢制限はありますか?

A8.

18歳以上の方に限ります。

Q9.

もともとやってみたかったアイデアを今回のクラフトソンで作る(持ち込む)ことは可能ですか?

A9.

考えるアイデアは、メンバーで話し合った上で決めていただきます。

Q10.

グループの最終アイデアに選ばれなかったアイデアを、外部で使用することは可能でしょうか?

A10.

可能ですが、その権利関係等はチームメンバーでご協議ください。

Q11.

Wi-Fiや電源、PCの貸し出しなどはありますか?

A11.

Wi-fiと電源を用意しております。PCの貸し出しは行っておりません。

Q12.

チームへの支給費用を教えてください。

A12.

検討中です。参考までに昨年度は5万円でした。

Q13.

会場への交通費やホテル代はどうなりますか?

A13.

ご自身でご負担いただく形となります。あらかじめご了承ください。

Q14.

プレゼンテーションまでの間の出張や移動の費用は出ますか?

A14.

ご自身でご負担いただく形となります。あらかじめご了承ください。

ARCHIVES過去のクラフトソン

これまでに生まれたプロジェクト

1着3役 「丹後ちりめん」の職人が作る、軽くて持ち運べる旅用羽織物「SAIUN」

クラフトソン2018の参加者と京都府北部の丹後地域で丹後ちりめんを生産している谷勝織物さんと共同で、1着3役の羽織物が生まれました。
丹後地域に伝わる「天女の羽衣伝説」や、ちりめん本来の用途である着物と同じように無駄のない形態にしようという日本文化ならではの意匠性からアイデアが生まれました。

主催
京都NEW MONOZUKURI創出協議会 ※
※京都市、京都リサーチパーク株式会社、一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会で構成されています。
運営
一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会   
メンバー
協力: 京都信用金庫
Illustration: nola inc. Mari

2022年エントリーはこちら

ご質問・お問い合わせ

一般社団法人
Design Week Kyoto実行委員会

CONTACT