REPORTS

2021.10.18

オンライントーク「循環型社会における工芸の『新しい意味』とものづくり産業の未来」 – クラフトソン2021 Presentation & Special Talk(Guest : 安西 洋之さん・加藤 佑さん)

循環型社会における工芸の『新しい意味』とものづくり産業の未来

サーキュラーデザインの視点で「工芸」を読み解くと、新しい価値観の輪郭が見えてくる。

循環型社会への移行が求められる昨今、製造業・ものづくり産業のあり方にも再考が迫られています。
分解・回収・再資源化を前提にしたサプライチェーン・プロダクトライフサイクルをどのように実現するのか? 同時に、自然環境のみならずビジネスとしても持続可能な収益モデルをどのように構築するのか? できるだけ大切な資源を長く使い、修理やシェアなどを前提とした循環型の仕組みや社会をどのように実現するのか?
今回のイベントでは、そのヒントが「工芸」にあるのでは? という仮説のもと、現代そして近未来における工芸 / クラフトの新しい意味を探り、製品やサービスの開発、販売、ブランディングの実践に落とし込むために必要なアプローチについて考えます。

トークの部では、「意味のイノベーション」のエヴァンジェリスト(伝道師)として活躍する安西 洋之さん(モバイルクルーズ株式会社代表取締役、De-Tales Ltd.ディレクター)をゲストにお迎えし、「新しいラグジュアリー」をキーワードにお話を伺います。

イベントの前半では、「クラフトソン2021」各参加チームによる “サーキュラー(循環型)” かつ “高付加価値” な新事業アイデアのプレゼンテーションと、チームのメンターでもある安西さんに加えて、同じくメンターを務める加藤 佑さん(ハーチ株式会社 代表取締役、「IDEAS FOR GOOD」創刊者)、クラフトソン主催メンバーの北林 功(DESIGN WEEK KYOTO)による講評会を公開で実施します。具体的なアイデアに対するフィードバックは、ご覧いただく方にとっても気づきや学びの得られる機会となることでしょう。

こんな方におすすめ

・サーキュラーエコノミー時代の事業モデルを模索している方
・ものづくりのプロセスに「循環」の構造を取り入れたい方
・これからの時代に求められる「高付加価値」なアイデアに関心がある方
・価格競争のスパイラルに陥らないブランディングを志向している方
・環境負荷低減と収益性の両立のヒントを探している方
・ESG経営に取り組む必要性を感じている方
・“サーキュラー” で ”高付加価値” な事業の立ち上げを検討している方やパートナーを探している方

 

PROGRAM

タイムテーブル(予定

16:00-16:05 ご挨拶、主旨説明
16:05-16:15 クラフトソン2021 活動紹介(DESIGN WEEK KYOTO 北林 功)
16:15-16:55 クラフトソン2021 新製品・サービスアイデア中間プレゼンテーション & 講評会(安西 洋之さん、加藤 佑さん、北林 功)
  ■チームU’s relay
  CraReNET- 工芸を再生し世代を超えてつなぐサービス
  ■チームCOMBO
  COMBO−リユースできるフードパッケージを提供するサービス
  ■チーム籠Cargo
  籠Cargo-籠でつなぐコミュニティモデル
  ■チーム mirai-miira
  ten2men:(仮) – 希薄化した地域のつながり・事業者間のつながり・多様な世代のつながりを再発酵するサービス
16:55-17:00 休憩
17:00-17:50 トーク「『ラグジュアリー』の意味のイノベーションを試みる」(安西 洋之さん)
17:50-18:00 総評・本日のまとめ

*タイムテーブルは予告なく変更される場合があります。悪しからずご了承ください。
*クラフトソン2021参加各チームのプレゼンテーションテーマについては後日追記いたします。

SPEAKER

モバイルクルーズ株式会社代表取締役、De-Tales Ltd.ディレクター
安西 洋之 氏

東京とミラノを拠点としたビジネスプランナー。欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画してきた。同時にデザイン分野との関わりも深い。2000年代からカーナビなどの電子機器インターフェースの欧州市場向けユーザビリティやローカリゼーションに関わり、デザインを通じた異文化理解の仕方「ローカリゼーションマップ」の啓蒙活動をはじめた。2017年、ベルガンティ『突破するデザイン』の監修に関与して以降、意味のイノベーションのエヴァンジェリストとして活動するなかで、現在はラグジュアリーの新しい意味を探索中。また、ソーシャル・イノベーションを促すデザイン文化についてもリサーチ中である。

著書に、『メイド・イン・イタリーはなぜ強いのか』(晶文社)、『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』、『イタリアで、福島は。』(以上、クロスメディア・パブリッシング)、『ヨーロッパの目、日本の目』(日本評論社)。共著に、『デザインの次に来るもの』(クロスメディア・パブリッシング)、『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』(日経BP 社)。訳書に、マンズィーニ『日々の政治』(BNN)。監修に、ベルガンティ『突破するデザイン』(日経BP 社)。

ハーチ株式会社 代表取締役、「IDEAS FOR GOOD」創刊者
加藤 佑 氏

1985年生まれ。東京大学卒業後、リクルートエージェントを経て、サステナビリティ専門メディアの立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月にHarch Inc.を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。2020年に第一回ジャーナリズムXアワード受賞。現在は企業のサステナビリティを支援する「IDEAS FOR GOOD Business Design Lab」、サーキュラ―エコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市のサーキュラーエコノミープラットフォーム「Circular Yokohama」など複数事業を展開。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。

WHAT IS CRAFTTHON ?

「クラフトソン2021」とは

多様なバックグラウンド・専門性をもつプレイヤーたちが共創し、「工芸(クラフト)」の文化を軸に新しい製品やサービスの開発に取り組む短期集中プロジェクトが「クラフトソン」。
2021年度は『積極的脱線!』を合言葉に、15名 / 4チーム の参加者が、4日間の集中ワークショップを通して “サーキュラー(循環型)” かつ “高付加価値” なビジネスアイデアを企画し、現在進行形で具現化に向けブラッシュアップを続けています。

■ クラフトソン公式ページ

・主催:京都NEW MONOZUKURI創出協議会*
・運営:一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会
・企画設計サポート・運営サポート :株式会社ロフトワーク
・協力:京都信用金庫

*京都市、京都リサーチパーク株式会社、一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会で構成されています。