2020.08.29
【8/29 クラフトソン2020 Day1】
今年度はフルオンラインでの開催。全国から28名の方が参加しました。
クラフトソン2020のテーマは「バグ!」
技術や文化を発展させてきた「バグ」をどのように生活の中に取り戻すのか?そんな視点から、地域に根づいたモノづくりの可能性をアップデートする新たなビジネスを考えました。
全7チームに分かれたあと、皆さん初対面なのでまずはバリューカードを使いお互いの価値観を共有し、メンバー同士の相互理解を深めました。
その後「東北食べる通信」の立上げなどに関わってこられた玉利康延氏から、ご自身の活動から感じておられることについてのインスピレーショントークをしていただきました。参加者は、玉利さんが何度も口にされた「生感」「生々しさ」ということをキーワードに、自然やそこから生まれてきた食文化、そして工芸について様々な刺激を得ることができました。
ワークでは、チームで「工芸」「暮らし」を分解・言語化し、暮らしにどのように工芸を取り入れるかをディスカッションしました。
【8/30 クラフトソン2020 Day2】
Day1で出したアイデアを実現するために、まず関係者やメリットを洗い出し、クラフトソンの四方よし(売り手、買い手、世間、未来)のビジネスモデルを目指し、各チーム考えました。
その後、各チーム3分ずつ発表し、8/20のチームビルディングで工芸とバグについてお話いただいた株式会社うなぎの寝床 代表取締役白水氏より、各チーム4分ずつフィードバックをいただきました。
この場面で始めて各チームのアイデアがどのように考えられているかを聞き、また白水さんからの的確なフィードバックからチームに新たな刺激が加わり、アイデアの幅が広がりました。
その後各チームはプレゼンテーションに向けて、オンライン上でも分かるほど白熱した議論を繰り広げました。
いよいよ各チームのプレゼンへ!
各チーム、工芸をどう暮らしに取り入れるかの面白いアイデアが出て白熱し、そして各審査員の方々も鋭い視点でご意見をいただき、よりアイデアが深堀りされました。
そして全7チームから来年2月の発表へと進む3チームが選抜されました!
今後この3チームは審査員及びメンターの3名や必要なプレーヤーをコーディネートして、事業の実現へ向けて進めていき、そのためにDWK2021期間中(2/21〜28のいずれか)に投資家等へ向けてプレゼンテーションする場があります。
【選抜された3チーム】
・チーム_AIAI(mederu)
工芸のエバンジェリストをつくり、より多くの方に工芸を広める仕組みづくり
・チーム_Spinkle(週末職人)
まずは体験キット等から職人の1プロセスを担い、そこから実際に工房に訪れて弟子入りまで出来るような仕組みづくり
・チーム_CHAOSDIPITY(Re:craft)
アップデートしたいものと修理できる工芸家を繋げるプラットフォームをつくる。
今後も随時、情報をアップしていきますのでお楽しみに!