ONLINE KOBO 匠弘堂 with ゲーテ・インスティトゥート京都

今回ゲーテ・インスティトゥート京都様との企画でオンライン工房を初めて実施しました。オープンファクトリー参加社の京都社寺建築 有限会社 匠弘堂さんにご協力いただき、社寺建築修復の現場とドイツ各地をZOOMで結び、作業の様子をお見せしながら交流しました。ドイツからは建築家やアーティストが参加され、オンラインだからこそ感じられる臨場感を見られ、参加者の皆さんは大変感動されていました。

ドイツの建築家、アーティストとのオンラインでの交流

オンラインだからこそ感じられる臨場感

ドイツの参加者達は一度日本に滞在したことある人達で、自分達が日本にいる時に寺社仏閣をたくさん巡ったが、見られなかった覆いの向こう側にこんな景色があったのかと感動されていました。
また日本とヨーロッパでの建築の違い、日本独自の技術の継承方法等、ドイツの参加者からはたくさん質問が出て有意義な交流の場となりました。

普段めったに見られない修繕現場

日本とヨーロッパのカンナの違いを説明している場面(日本のカンナは”引く”、海外のカンナは”押す”の違いがある。)

文様によって、修理された時代が分かることを説明

今回のオンライン工房によって、オンラインだからこそ見られる現場、そしてオンラインだと足りない部分は実際に現場に見に行きたくなる ということをドイツの参加者達から教えていただきました。

今後もDWKはオンラインオープンファクトリーをしていきますので、乞うご期待ください。